初代中田錦玉作品展へ

ようこそ


この度は初代中田錦玉作品展へお越しいただきありがとうございます。

仲田錦玉は現在三代にわたって活動を続け、今年で75年の節目を迎えます

今回はその礎を築いた初代の作品をオンラインギャラリーという形で展示することといたしました。

現代においても全く色褪せることのない初代錦玉の作品をお楽しみください。

初代略歴

大正7年~昭和60年(1918~1985)

 

小松市高堂に生まれる。本名は正雄。

 

第二次世界大戦中は小松市内の九谷焼関係者が多く従事した東亜窯業(朝鮮・清津)に勤める。終戦直後に小松市に帰省し、その後、同市の八幡に居を構え、本格的に陶業を開始。

 

小松の九谷焼作家では、二代徳田八十吉、宮本知忠、山本明石らが同世代であり、九谷焼の発展に努めてきた。

 

大正初期のころから受け継がれる百人一首の図柄をはじめ、赤庄三風、京焼仁清風の絵付けを得意とする。また、制作だけでなく、流通・問屋業においてもその才能を発揮した。

 

時代に即した作品の制作を心がけ、特に「九谷焼こけし人形」は県外から訪れる観光客の中で一大ブームを引き起こした。

 

初代中田錦玉

一大ブームとなった九谷焼こけし人形


本展は、現在陶房に残されている初代の作品をオンラインギャラリーという形でより多くの方に知っていただきたいと思い、企画させていただいたものです。初代の作品を通して、日頃よりご愛顧いただいている皆さんに少しでも喜んでいただくことができれば幸いです。